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今振り返るW杯


ぬるま湯の日本メディア。
政治面と同じく政治家の顔色を伺った記事しか書けない政府の御用新聞。
中国のメディアと何等変わりない論調で世論を誘導していく先には政府、及び権力者の御用新聞化。

サッカー記事もやはり同じく掘り下げた記事に出会わない。
協会の主導を批判する記事は皆無の状態。
大きな力のあるところを批判して叩くような反骨精神に満ちた報道が生まれないのは日本の特性!

やはりいまだに謎となっているザッケローニ監督と本田らは「自分たちのサッカー」に一貫してこだわり続けたはずが、
W杯本番での采配の方向転換。

なぜ日本はボールポゼッションできなかったのか?
最終ラインを高くして、ポゼッションを高め、左サイドを攻略するという4年間のスタイルは、どうして消えてしまったか?

日本の初戦のコートジボワール戦での本田の先制点を思い出してみると日本の得意とする動きからの得点だった。
『長友のパスを受けようと近寄るのではなく、スペースに動いてパスを引き出しました。彼が実行した『ボールホルダーに近寄らないサポート』は非常に重要なコンセプトです。これによってコートジボワールのDFから離れることができ、シュートを打つためのスペースを作り出すことに成功しました。そして、ボールから遠い方の足で進行方向へコントロールし、素早くシュートを打ちました。『ボールホルダーに近寄らないサポート』と『コントロールオリエンタード(方向付けしたコントロール)』という2つの重要なコンセプトを実行したことが、日本の先制点を生んだのです』とポール・デウロンデル(UEFA監督ライセンスA級を所持。サッカーサービス(スペイン、バルセロナに本拠を構えるプロの指導者集団。欧州名門クラブの育成監督などで構成され、リーガ・エスパニョーラトップチームの選手をはじめとした世界一流選手のパーソナルコンサルティングを行う一方、欧州を中心に世界各国でクリニックを開催し、若手選手の育成にも力を入れている。また、2014年4月から関東圏にU-12対象の常設スクールを開校した。)社において試合分析の責任者を務める。現在は、サッカーサービススクール常駐コーチとして来日中)氏の言葉。
 この時に本田が実行した『ボールホルダーに近寄らないサポート』は、ポゼッションサッカーを目指す日本が確実にやらなければいけないプレーコンセプトであった。
 本番前でのコスタリカ、ザンビア戦ではこの動きが本田には見られなかった。逆に香川、長友、岡崎に見られていたのが
W杯では皆無。
 W杯本番では本田以外の選手はマーカーの近くで ボールを受けようとするため、自由にプレーをすることができず、局面を打開することができ無いばかりかボールを失う。
 相手から離れて、スペースを使う受け方ができてい無かった。それ以外の選手はボールを受けようと味方に近づくサポートばかりで消極的な狭いエリアでの動きになり挙句の果てにはロングボール主体の縦に急ぎすぎる攻撃になってしまった。
 ボランチの位置が最終ラインの近くのDFにほぼ吸収されたポジションと守備的布陣になってしまい、自陣低い位置からのビルドアップになった為に縦への急いだ先方になってしまい。
 これが結果としてチームを前進させることができず、コントロールミスやパスミスが多く、ボールを失っていました。
 ボランチをもう少し相手ゴールに近い位置でさせておけば中盤での展開が出来たはず。
 ここでの采配が謎そのもの。
 
 そこで考えられるのが、大久保嘉人(32)「サプライズ」しかない。日本サッカー協会技術委員会・原委員長が「J得点王を代表入りさせないと国内リーグ軽視と批判を浴びる。J人気復興のためにも大久保を加えて欲しい」と強力に“行政指導”。こうして大久保の代表入りが決まった。
 ザッケローニ監督は大久保が移籍したスペイン(04~06年)、ドイツ(09年6カ月間)時代でのシュート精度と無駄な動きの情報と日本代表での54試合5得点(W杯代表入り前)との結果から「ワールドレベルにない」と評価していなかった。ところが前田、ハーフナー・マイク、豊田といった代表1トップ候補が決め手を欠き、柿谷、大迫も心持たない状態での協会及びメディアの大久保待望論に惑わされてしまった。
「試合終盤にジョーカー的に起用する」予定だった。ところが5月の鹿児島合宿に参加した大久保はキレが良く、逆に他FW陣の低調ぶりが際立った。そこでザッケローニは、連係面を度外視して大久保を積極的に起用することを決めた。W杯本番で大久保は初戦の後半途中からプレーすると2、3戦目は先発に名を連ね、完全に主軸FWとして扱われた。

 だが大久保は、4年間じっくり醸成してきた日本代表の攻撃陣にとって、コンビネーションを壊す“劇薬”でしかなかった。大久保は2戦目に2列目右でプレー。ここは練習で一度もやっていないポジションだった。3戦目は1トップ起用。ポジションがコロコロと変わり、これまで本田、香川、岡崎が培ってきた連係プレーはズタズタになり、長友と内田の両SBの攻撃参加も鋭さを失った。
 また代表の中にセレッソ大阪グループ(柿谷、香川、清武、山口)のような存在を作って 中盤省略のロングパス主導の攻め急いだ攻撃に切り替えさせてしまった劇薬だった。
 あまりにも長く日本に居続けたザッケローニもイタリア人気質から日本人的メンタリティになってしまい攻撃時の惑いから人の意見に左右されてしまったようだ。

 ブラジルワールドカップ1次リーグC組で最下位。2敗1分けという惨敗を受けてチームを去るザッケローニ監督だが、どんなコンディションやパフォーマンスであっても重用してきた本田との意見の対立が存在したことを明らかにしている。

「ブラジルW杯を、いくつかの疑問を抱えたまま、離れなければならない。今は答えはない。初めの2試合なぜアプローチを間違えたのか? 我々のサッカーをせずに? 本田からの批判は同感しない。サッカーはただショートパスだけではない。ロングパスもある。ミラニスタ(本田)は引くことは決してなかった」

 敗軍の将はこう語ったという。
 本田自身も1次リーグ敗退という結果を受け、「一番つらかったことは4年間正しいと思って、貫いてきたことが、結果として否定せざるを得なかった」と断言。10年南アフリカ大会から指揮官と歩んできた4年間を悲しみとともに振り返っている。

 結局、大久保という劇薬を飲ませた協会及び大久保待望論のメディア、評論家に振り回された監督、選手だったようだ。
 この劇薬も何度かの数を少なく見ても三回はあったビッグチャンスをものにしていれば 今頃はオランダと戦っていたはず。
 以前名前を忘れたが、ストライカーとして3回の内1回でも決めきれないFWは駄目なストライカーとして使えない。

 

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