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バーレーン戦

 結果は0-1で、日本が負けました。情けないですが、岡田監督の能力に疑問が持っていたので、この結果に驚きもないし当然の試合結果かな。日本は昨年3月に続いて、またしても敵地でバーレーンに負けて 日本はワールドカップ出場できるのか。これで岡田監督が就任してからバーレーンに2度も負けました。 昨年、敵地でバーレーンに敗れたことについて、のちに「あのときの屈辱は一生忘れない」と語っていた岡田監督はその後の「オレ流」あるいは「コンセプト」という意味で、オシム前政権の“呪縛(じゅばく)”を断ち切り、新たに生まれ変わってチームを再構築し、コンセプトの精度を高めていったにも拘らず再びそのバーレーンにいいところなく敗れてしまったのである。前回のバーレーン戦から進化しているであろう戦略であるはずだが、それ以降何の進歩も見せられなかった。二度目の「コンセプト誕生の地」での敗戦から、果たして指揮官は何を持ち帰り、そしてチームづくりに反映させていくのだろう。これほど同じ過ちを繰り返しても平静でいられる事自体異常である。これはもう解任の声が上がってもおかしくはないし 協会も後任探しをしていてもおかしくない状況である。それでも岡田監督にすべてを託すのでしょうか。
 岡田監督が「誰が入っても組織として機能するコンセプト」として信念をもって推し進める「コンセプト」とは、素早いパス回しと、後方からの飛び出しで、積極果敢にゴールにアプローチする。そうしたチームコンセプトを決めるのは監督であり、戦術を徹底・浸透させるためには「ぶれない」指導が不可欠であること自体には、問題も誤りもないと思う。しかしそのコンセプトなるものが破綻をきたしている状況下である事を素直に認めるべきか 放棄するしかないか時には、対戦相手や選手起用に応じたコンセプトの軌道修正も必要であろう。少なくとも今回の敗戦では、愚直なコンセプト遵守の弊害を見てしまったような気がする。

試合後の岡田監督の会見は、いささか拍子抜けするくらい淡々としていた。
「前半、なかなかボールを引き出すことができず、選手間の距離が近くてボールが回らなくて、どうしても一発裏狙いという形が多かったです。しかし後半になって選手間の引き出し(の動き)も早くなって、後半の途中からようやく流れが出始めたんですが、最後のところでの工夫がいまひとつ足りなかった。
 それと中盤でミスパスが多くて、どうしてもそこからカウンターを受けるという形がありました。後半は(ミスを)抑えていましたが、あれだけミスが出るとなかなか最後までいかない。しかし後半途中からの流れ、われわれがやらねばならないことは明確になったし、今度の(ワールドカップ=W杯予選の)オーストラリア戦に向けて教訓になることもあったと思っています。今日の負けは残念で悔しいですが、これを生かしていかないといけない。」

――後半途中までうまくいかなかったのはフィットネスの問題なのか、それとも準備に問題があったのか?

「 フィットネスというよりも、この前のイエメン戦で戦っていないメンバーというのは、久しぶりにプレッシャーのかかった試合の中での判断の遅さ、それからプレッシャーに感じたミスというのが多かったと感じています。フィットネスというよりもスピード感での慣れ、そういうのが一番大きかったと思います。」

――中盤でのパスミスが多かった原因は何か?

 「選手個々の技術。このサッカーをやろうとすると、ミスが多いとどうしてもきつくなる。今日出ていた選手たちの技術的な問題と、さっき言ったプレッシャーへの慣れ(に問題)があったと思います。」

 (1)少なすぎる攻撃パターン
岡田監督の選手セレクトでFW玉田・大久保・田中・岡崎・香川のような選手のプレイスタイルは足元でもらってドリブルで仕掛けるか、裏をねらうプレイスタイルと一面的な攻撃パターンしか出来ない。今の攻撃パターンとしてはラインの裏をねらうか、サイドを突破し低いクロスで押し込むか、ワンタッチパスで崩すぐらいしか出来ない。中盤を支配をしての攻撃に時間をかけて責めるしかない。それを出来るのは高度な技術を要す南米型のゆっくりとしたサッカーになるのだが、日本の選手でそこまでの技術を有している選手はいないのが現状である。中盤でタメが作れない「もう少しタメができればいいけれど、急ぎすぎてカウンターでやられていた」と長友佑都。一方の内田篤人も「もう少し中盤でタメを作るというか、キープできる人(が必要)かな」。ミックスゾーンの別の場所で、両サイドバックが「タメができる人」の必要性について言及していたのは、何とも暗示的である。
 中盤でボールをキープし、タメを作ることで両サイドが積極的に飛び出していくという「日本らしさ」が感じられるシーンが、この試合ではほとんど見られなかった。結局、今回の中盤の構成で、そうした働きが期待できたのは中村憲のみ。岡田ジャパンのボールも人も動かない 選手の個性を度外視し、前線に高さのある選手を置かない上に、攻撃の溜めや緩急に関しては中村や遠藤頼みという限定仕様なチームを作ったうえで「誰が入っても組織として機能するコンセプト」ですが、今回スタメンで起用された2人の欧州組が、いずれも各人の役割も最後まであいまいなままで本来のパフォーマンスを発揮できなかったのも、その理由の一端は過度のコンセプト遵守にあったのではないか。勝利のためのコンセプトが、かえってチームや選手のポテンシャルに縛りを加えていたとすれば、早急の修正が必要であることは言うまでもない。動きの中でもらうタイプの選手とか、中央などで待ち構えるタイプで攻撃に速さをもたらす選手はいない。これだけ同じタイプの選手をそろえると、攻撃のパターンも限られ、相手に脅威を与えられないと思います。

(2)選手がスピードに対応できていない
前半24分の失点は、セットプレーによる失点だが、序盤からバーレーンは縦方向への素早い攻撃に受け身に回った日本は防戦一方となっていた。いったんボールを押し戻しても、すぐさまインターセプトされてピンチの状態に逆戻り。前半の失点は、時間の問題だったように思う。
 選手の全体の動きにスピードに対応できていないので、カウンターでの攻撃には最終的にDFに綻びが出来やすくなる。特にスピードと高さのカウンターには対応できていない。

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中盤省略

中盤省略といきなりMFの頭を乗り越えてのボールの展開なのかなと感じるような試合のように思うが、現実には運動量の要するトータルサッカーで一昔前のロングボールをFW目掛けて多用する中盤省略のサッカーではない。
現在の中盤省略は全員守備の全員攻撃で2-4-4、2-5-3、3-4-3のフォーメィションをとっても基本的にはDFとFWに分かれるだけでボールと人の動きの中で縦の素速い動きに反応してDF、FWのラインの中で縦横の動きで形作っていく。足元へのパスより動きながらのパスワークになってよりスピーディーなサッカーである。
その展開の中ではゴールキーパーの手元にボールが渡った時は最大の攻撃チャンスになりうる。キーパーからFWへのボールの受け渡しのスピーディーな攻撃パターンを確立していく上には中盤の選手のスピーディーな上がりが要求される。

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アジアカップ最終予選

若手主体のチームで挑んだ日本はCKを起点に2得点を奪った。
序盤からイエメンを圧倒。6分 日本右CKショート 達也がゴール右サイドからドリブルで切り込みパスを出し岡崎が押し込みシュート!!その後も、主将を務めた中村憲を中心に攻め立てたが追加点は奪えず、1点リードで試合を折り返した。
 しかし後半開始直後の47分、相手FKの場面で一瞬のすきを突かれ、イエメンに同点ゴールを許してしまう。後半20分には、田中達が頭で決めて勝ち越したが、試合は圧倒的にボールを支配しながら相も変わらず無意味なパスと決定力の無いゴール前での動きの連動性がいまひとつ。ゴール前を固めたイエメンを崩し切れず、流れの中からはノーゴールに終わった。セットプレーで簡単にマークを外されて失点した守備とともに課題が一つも克服されていない攻撃の作戦が目についた。ゴール前での課題にひとつとして進歩の跡が見られないところは前回オシム監督が就任しての直ぐの試合でのイエメン戦の時と比べても試合内容は変わりはなし。ゴール前までのパスサッカーには成熟度が見られるが、それも躓きだすとパスの出し手と受け手だけの動きになってしまいボールに絡まない選手の動きが止まってしまい足元へのパスへとなってしまう。もっとシンプルにゴール前に到達するスピードを練習していかないと得点の匂いはしてこない。FWとしては田中達也の動きしか参考にならない。次回のオーストラリア戦を考えるとこのチームでは戦えない集団である事が明白になったのが成果かな。このチームから最終W杯予選のメンバーは寺田周平、 高木和道、駒野友一、内田篤人、田中達也、乾貴士、香川真司で決まりかな。
 なお、この試合で乾と金崎がA代表デビューを果たしている。
アジア・カップ最終予選は出場19チームが5組に分かれて戦い、各組上位2カ国が2011年にカタールで行われる本大会に進出する。日本はバーレーン、香港、イエメンと同じグループA。第2戦は28日(現地時間)、アウエーでバーレーンと戦う。

<日本代表メンバー>
GK:23 川島永嗣
DF:2 寺田周平、24 高木和道、3 駒野友一、20 内田篤人
MF:14 中村憲剛(Cap)、34 青木剛、29 香川真司→45 金崎夢生(後半42分)
FW:9 田中達也→55 乾貴士(後半34分)、33 岡崎慎司、19 興梠慎三→12 巻誠一郎(後半15分)

サブ:1 川口能活、32 水本裕貴、41 阿部翔平、51 谷口博之
 

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